大人の発達障害と上手に生きるコツ。

アラサーで自閉症スペクトラム・ADHDと診断…生きづらさを克服していくために

診断と治療をしたことで起きたデメリットとは?!

確定診断を受けて、内服治療を始めたことでよかったことが多いです。

 

前の記事にも書きましたが、診断を受けて内服治療を行なって本当によかったなーと思っています

 

しかし、1度だけ後悔した瞬間がありました。

 

それは…

保険に入れなかったことです。

 

その理由と、入れる保険などにについてお伝えしたいと思います。

 

みなさまの参考になれば!

 

 

保険に入れない理由

ほとんどの一般的な医療保険、生命保険に入れないようです。

 

ADHD自閉症スペクトラムによる通院と、治療をしているという状態

が加入できない理由です。

 

昨年11月にご縁があったファイナンシャルプランナーの方に保険や資産形成について相談しました。

 

生活や、収支の見直しを一緒に行い、医療保険がん保険、積立型の生命保険への加入を決めました。

手続きのために既往歴や現病歴について記載したところ

 

後日プランナーさんから連絡があり

今回選んだ医療保険と生命保険に加入できないとのこと。

 

もうびっくりでした。

プランナーさんもびっくりだったそうで、いくつかの保険会社に確認をしてみたところ、ほとんどの保険会社に不可能と言われたとのこと。

 

生命保険に関しては特に難しいと。

 

うつ病と診断されて通院・加療中の人が保険に入れないのと同じと言われました。

 

もうほんとびっくり!

わたしは病気じゃない!!

生まれつの特質で、病気ではなくどちらかと言えば障害だ!!!

といくらプランナーさんに言っても、彼にもどうにもできないことで…

 

衝撃的すぎて、久しぶりに落ち込みました。

 

でも、怒っても落ち込んでも何も変わらないので、入れる保険を探してもらいました。

 

加入できる医療保険

わたしの今の状態で入れる医療保険は、緩和型医療保険です。

 

緩和型医療保険(正しくは引き受け基準緩和型医療保険)とは、保険に加入するための条件が他と比べて緩い保険です。

 

持病や通院などの健康上の問題があっても加入できる代わり、そうではない保険に比べて保険料が高くなったり、加入後一定期間は保険料の支払額が少なかったりといったデメリットがあります。

 

緩和型医療保険はいくつかあって、加入条件や保険料、保険の内容は各社によって異なるのでご自身にあったのを選ぶといいと思います。

 

わたしは、『オリックス生命の新キュアサポート、無配当引受緩和型医療保険に加入しました。

 

生命保険への加入

生命保険に関しても、緩和型、限定告知型、無告知型、無選択型などあるようです。

しかし、一般の生命保険よりも保険内容は悪くなり、保険料も上がってしまうようです。

 

わたしの場合は現在独身で子どももいません。

生命保険というよりも、定年後の資産形成が目的ですので

相談の結果

マニュライフ生命のこだわり個人年金

に加入することにしました。

 

毎月の積み立てでお金を貯めつつ、もしもの際の保険もついているという物です。

 

入りたかったアクサダイレクトのに比べたら、条件は少し下がりますが…

でも、プランナーさんがしっかり説明してくれて

現状では1番いいなと納得して加入できました。

 

まとめ

わたしはもともと医療保険にも生命保険にも全く加入していませんでした。

 

診断を受ける前に加入しておけば、その後治療などを開始しても問題ありません。

もしも今後診断と治療を検討されるなら先に加入しておくといいですよね!

 

でも、診断をもらおうと思っている時って、そんなこと考えている余裕はないくらい

毎日の生活が精一杯で

頭の中がぐちゃぐちゃで

いっぱいいっぱいなんじゃないかなって思います。

 

わたしが病院に行った時も、本当に辛くて、大変で、いろんなことをなんとかしたくて、将来を踏まえた保険のことまで考える余裕なんて全くありませんでした。

 

だから、今とても辛くて診断や治療を考えている方が、この記事を読んでちょっとでも今後の人生設計のための参考になればと思います。

 

以上です。